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2023年のふりかえり

はじめに

最近、また筆無精になってきたので、これでは良くないと思いこの記事を書きました。2023 年は私にとって大きな変化があった 1 年だったので、あれこれまとめてみました。

仕事

1 番大きく変化したのが仕事です。昨年 12 月に万葉からメドピアに転職しました。そして、メドピアは今年 8 月で退職して 9 月からフリーランスとして働いています。なぜ、このような変化があったのかを以下に書いていきます。

万葉からメドピアへの転職

万葉はとても働きやすく、居心地が良い会社でした。自分のロールモデルとしたい人も多く在籍しており、自分の成長にとても良い環境でした。ただ、転職を決意したのは自分のライフステージが変化したことによる経済的な理由からです。 実は昨年 8 月に入籍したのですが、それに伴い今後の人生設計を考え直す必要がありました。特に子供についてです。子供の出産、養育にいくらかかるのかを計算した時に、自分の収入をもっと増やしていきたいと考えました。そう思っていた時に、知人からの紹介でメドピアに転職したという流れになります。

メドピアからフリーランスへの転向

メドピアを退職した主な要因はパフォーマンスを出せていないことが非常に辛くなったためです。私のチームには、優秀なエンジニアの方が多数在籍していました。その方々に比べると自分は全然パフォーマンスを出せておらず、それに思い悩んで無理をするとさらにパフォーマンスが落ちるという悪循環に陥っていました。このままでは精神的によくないと感じ、状況を変える必要があると考えて、メドピアを退職することを決意しました。

そのとき、以前から懇意にしているフリーランスの知人から、フリーランスの働き方について色々聞きました。その結果、フリーランスとして働いてみたいと思い転向したという次第です。

エージェントを使って何社か面談して、その中の一社に興味を惹かれたため、今の現場に参画しました。お客様に恵まれて、自由な環境で伸び伸びとやらせていただいています。

技術

技術については、AWS のアーキテクチャ設計、DataDog などの監視ツール、地理データの扱いなど新しく学びました。また、今も変わらず Ruby/Rails を使って開発しています。今の現場では Hotwire がフィットしていたので、フロントエンドは主に Hotwire を使って開発しています。

一方で、これからは生成 AI のキャッチアップに注力していきたいと考えています。以下にそのような結論に至った経緯を書きます。

昨年までは、Ruby/Rails に主軸をおいて、関連技術を深掘りして Ruby/Rails 開発のスペシャリストになりたいという気持ちがありました。しかし、生成 AI の興隆により、誰でもプログラミングできる時代になったことで、私のような凡百なプログラマが、後何年同じような待遇を受け続けられるだろうかと心配になってきました。そのような状況で Ruby/Rails にベットする選択をとるのが怖くなってきました。 そのため、来年は生成 AI の業務利用という観点で生成 AI のキャッチアップをしていきたいなと考えております。最近、AI 受託開発という事業が流行っているという記事を見つけたため、その案件をいただけることを目標にキャッチアップをしていきたいです。

また、自分でサービスを開発して食い扶持を確保するという方向性も考えなかったわけではないです。しかし、いい感じのアイディアがなかったことと、変化が早すぎる今の時流に開発するサービスの選択を間違えると、最悪その翌日には OpenAI やプラットフォーマーが同じようなサービスをローンチするという事態が考えられます。例えば、RAG パターンを簡単に実現できる DocsBot なるサービスがありますが、今や ChatGPT で同様のことができます。そのため、今その方向をとるのは少し怖いと思っています。

生活

現場が、稼働時間が比較的自由ということもあり、今は 7:00~16:00 で稼働しています。これがとても良いです。元々朝は弱かったのですが、朝早くから仕事をすることで能率よく仕事ができている感じがありますし、なんだか 1 日を充実して過ごせている実感があります。実際、可処分時間が増えたので、色々新しいことにチャレンジしてみようという気持ちになっています。

例えば、レザークラフトの体験をしたり、ダーツを始めたりしてみました。自分が体験したことがないことにチャレンジしてみるというのは、いつも使っている脳の別の部分を使っている感じがして、生活に刺激が生まれていい感じです。一方で Albion Online という古き良き MMORPG を始めてしまったのですが、時間が溶けてしまって良くないです…。

良かった作品ベスト 5

アニメ・マンガが好きなので、ここで良かった作品ベスト 5 を紹介してみます。

1.GRIDMAN シリーズ(アニメ)

今まで存在は知っていたものの、ちゃんと見てなかったのでこれを機に GRIDMAN・DAINAZENONN・GRIDMAN universe まで見ましたが、めちゃくちゃ良かったです。特に映画は熱くて、家で見ながら歓声を上げてました。

2.モブサイコ(アニメ)

これは前の記事にも書きましたが、3 期だけ見てなかったので見てみました。とても熱く、最後に 1 期の OP が流れるところはめちゃくちゃ興奮して鳥肌が立ちました。

3.アオアシ(マンガ)

アオアシはずっと好きなのですが、毎巻面白いです。福田の過去編も終わり、いよいよバルセロナ戦ということで、次巻も待ち遠しいです。

4.推しの子(アニメ/マンガ)

ジャンププラスで 1 話が掲載されてからずっと追っているくらいに好きです(古参アピール)。が、アニメのクオリティがやばすぎました。言わずもがな OP が素晴らしいし、黒川あかねがアイになりきりところは見ていて鳥肌が立ちました。アニメ 2 期もやりますし、マンガも先の展開が楽しみだし、とても熱いですね。

5.トリリオンゲーム(マンガ)

稲垣先生の作品はどの作品も毎巻、勢いがあってすごいです。トリリオンゲームはずっと面白さが衰えないので、いつも楽しみにしています。アニメ化もされますし楽しみですね。

買ってよかったもの

その他、買ってよかったものを紹介します。

ChatGPT Plus

これは言わずもがなですね。コーディング、思考の整理、英会話の勉強、知らない技術・概念の勉強など様々な面で私の知的生産活動を支えてくれています。

Cursor

https://cursor.sh/

最近、注目されている AI ファーストのエディタですね。これもとても便利です。今までは、ChatGPT にコードの質問をする際に、プロジェクトのコンテキストを自分で ChatGPT に伝えていて、それが手間だったのですが、Cursor だとその手間が少なくなって、使っていて体験が良いです。

さいごに

自分の人生の中で大きな転換があった 2023 年でした。そして、AI の進化により自分を取り巻く世界の変化がさらに加速していくと思います。なので、できるだけ柔軟に変化に適応できたらと思っています。

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.